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本日、長らく愛用してきた椅子(今はパソコンのところに置いてある)
がついに壊れてしまいました。
もう、本来壊れるはずのない金属の繋ぎ目でない部分が
長年の金属疲労でバキッと裂けてしまいました。
おもえばこいつとは長い付き合いで、小学校の入学祝いに買ってもらってから
かれこれ16年ほど座り続けています。
毎日使う家具で16年といえば、もう大往生ではないでしょうか?
最初はクッション性の高かった座る部分も
今ではタオル一枚にも劣るくらいぺったんこになってしまい、
座布団なしでは長時間座れません。
しかし思えば、自分の身の回りにはえらく年期の入ったものが沢山あります。
まず、パソコンを置いている机は、椅子とセットで買った学習机。
鞄は高校入学時に買ったヤツで六年もの。
スニーカーも同じく六年間、ボンドで補修しつつ今でも現役です(いかに普段歩かない人かがまるわかりですが)
その他ジャンパーやら服やらも、中学時代から使ってるやつが未だに現役です。
消費社会においても、物を大切にすることはよいこととされてますが
ここまで来るともう単にめんどくさがりなだけじゃないかと思ってきます。
すぐに新しい服や装飾品を欲しがる人も、経済をまわすという意味では必要なのかもしれません。
廃棄物処理場には、箱に入ったままの缶コーヒーが賞味期限の遥か手前で捨てられているそうです。
何故捨てられているか。
答えはプレゼント応募のシールの有効期限が過ぎたため、だとか。
缶を箱から出してシールをはがして再び売るより
それをそのまま捨てて新しい缶コーヒーを作った方が安いんですね。
こういう消費社会の矛盾を、みんな知りつつも
誰も自分の事として考えない。
勿論、自分もその一人。
自分とは関係ないと思っている「トコロ」から
確実に世界は終りに近付いているんだな
と、
少しアンニュイに考えた一日でした。
- 2005/11/21(月) 23:12:06|
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